【日経QUICKニュース(NQN) 中田真裕】外国為替市場で円相場の値幅が再び拡大傾向にある。米政権が相互関税の一時停止を発表後、いったん落ち着いたかに見えた円相場だが、17日の東京外為市場では日米関税交渉に一喜一憂した。相場の急変動によるリスクを避けたいとして取引参加者が十分に戻っていないようで、少額の取引で値が振れやすくなっていることを映している。
17日の東京外為市場で、円相場は朝方の8時台から10時台までのおよそ2時間で約1円20銭も円安・ドル高が進んだ。トランプ米政権が相互関税の詳細発表からほどなく一時停止を発表した今月9日には、円相場の高値から安値を引いた値幅が4円を超えた。10...

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