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パナソニック ホールディングス(6752) オートモーティブの非連結化が完了。構造改革の取り組みを加速

QUICK企業価値研究所アナリスト 谷林正行(2025/03/06)

・サマリー
 企業価値研究所は、25/3期の予想営業利益を3780億円→3840億円(前期比6%増)に小幅引き上げた。今期中とされていたオートモーティブの非連結化が前倒しで昨年12月に完了したが、データセンター向け蓄電システムの好調やくらし事業の好転などでカバーし、従来予想を上回るものとみた。来期以降の予想も増額。会社側が事業会社としてのパナソニックの分社化を公表し、その影響・効果が不透明なところがあるが、現時点では営業増益が続く見方に変わりはない。なお25/3期3Q累計の営業利益は3483億円(前年同期比9%増)。

・アナリストの投資判断 ~引き続きパフォーマンスの改善が続く見通し
 当研究所では今後の株価について、引き続き対TOPIXの相対パフォーマンスの改善が続くとみている。株式市場では3Q決算発表時に公表した大胆な構造改革案が好感され、評価が高まっており、当面この動きが続くとみたため。今後の注目ポイントは今期の本決算。来期具体的にどのような施策を行い、予算としてどのような費用を見込むのか注視したい。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

谷林 正行

シニアアナリスト

民生エレクトロニクス・精密機器・総合重機セクター担当、投資戦略


【プロフィール】
東京大学工学部反応化学科卒、山一証券経済研究所入社、ベンチャーキャピタル、格付機関、IRコンサルティング会社を経て現在に至る。
新技術、テーマを中心としたレポート作成やベンチャー企業の将来性の判断、財務面を中心とした企業分析など、過去に携わった業務経験を活かし、様々な視点から対象企業を分析することを心掛けている。


日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 電気・精密機器専門部会評価実施アナリスト


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