【日経QUICKニュース(NQN)】3月14日の東京株式市場で、信販大手のジャックス(8584、プライム)が急落し、前日比335円(8.44%)安い3630円まで下げた。14日午後、三菱UFJ(8306)傘下の三菱UFJ銀行を割当先とした第三者割当増資を実施すると発表した。発表前の14時に報道が伝わった直後、前日比410円(10.34%)高の4375円まで上昇し、14時2分に東証が売買を停止した。増資発表後、15時1分に売買が再開し、売りが優勢となった。
増資に伴う新株式の発行価格は3916円で、約390億円を調達する。今回の増資で三菱UFJ銀による議決権数に対する保有比率は20.55%から38.52%に上昇する。