QUICK企業価値研究所アナリスト 小西慶祐(2025/03/17)
・サマリー
25/12期の調整後営業利益見通しに関して会社側は、前期比4%増の5050億円を計画。売値の改善、プレミアムタイヤなど注力商品の拡販などを進める考え。企業価値研究所は、会社計画を若干上回る5100億円(同6%増)の従来予想を据え置く。ただ足元で為替レートが円高方向に振れているため注意したい。続く26/12期も従来予想を据え置き、26/12期に調整後営業利益で過去最高を更新するとの見方を継続する。同社は本決算発表時に、上限3000億円の自己株式取得を決議した。当研究所では、同社の株主還元姿勢を前向きに評価している。
・アナリストの投資判断 ~当面の上値余地は限定的との見方を変えず。ただし配当利回りは4%前後と依然やや高め
直近の株価に基づく25/12期の当研究所予想PERは16倍。過去60カ月(一過性費用を計上した20/12期を除く)の平均PER12倍との比較では割高感がある。このため、当面の上値余地は限定的との見方を変えない。ただ、配当利回りは4%前後と依然やや高く、長期保有の投資対象として訴求力はあるとも考えている。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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