【QUICK Market Eyes 永島奏子】3月26日の東京株式市場で、ゴールドウイン(8111)が大幅に反発している。前日比433円(5.46%)高の8364円を付けた。25日、2025年3月期(今期)の連結純利益が前期比1%減の240億円になりそうだと発表した。従来予想の14%減の210億円から上方修正した。新たに持ち分法適用会社からの受取配当金を計上する。従来予想はアナリスト予想の平均値であるQUICKコンセンサスは222億円(7社平均、2月28日時点)を下回っていたが一転して上回る見通しとなり、利益の上振れを好感した買いが優勢となっている。
売上高は4%増の1320億円と、従来予想(5%増の1332億円)から12億円引き下げた。営業利益は12%減の210億円(従来予想は24%減の181億円)に上方修正をした。販売管理費の見通しの変更を反映した。