【日経QUICKニュース(NQN)】日本時間7日朝のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で、米ダウ工業株30種平均先物は大幅下落している。米ダウ平均の先物で流動性の高い「Eミニ・ダウ平均」の6月物は一時、前週末の清算値に比べ1822ドル安の3万6708ドルと、心理的節目の3万7000ドルをあっさり下回った。中国政府が4日、米国への報復措置として米国からの全輸入品に34%の追加関税を課すと発表するなど、トランプ米政権による相互関税を契機に景気下押し懸念が強まり、投資家のリスク回避の売りが止まらない。