【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場でドル安のモメンタム(勢い)がいったん収まっている。対ユーロは前週末につけた2022年2月以来の安値の1ユーロ=1.14ドル台後半から1.13ドル台前半まで戻した。前週にドル不安を駆り立てた米国債相場の下落(利回りの上昇)にひとまず歯止めがかかっているためだ。米景気や米金融市場に対する米連邦準備理事会(FRB)高官からの発言で、FRBが市場の動揺を抑えてくれるという「FRBプット」への期待がつなぎとめられた。
ボストン連銀のコリンズ総裁が11日の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで「市場機能や流動性への懸念が生じた場合に...

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