【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】トランプ関税をきっかけとした世界の株式相場の暴落が債券市場にも広がってきた。8日のニューヨーク市場に続き、9日の東京市場でも超長期の30年物国債を中心に利回りが急騰(債券価格は暴落)。金利上昇は新たな株安を招く悪循環に陥っている。
「ベーシストレードが爆発し、数兆ドルの流動性パニックを引き起こす」。著名金融ブログのゼロヘッジは9日、X(旧ツイッター)への投稿で改めて米国債急落への警鐘を鳴らした。
ベーシス取引とは、レバレッジをかけて国債と先物の裁定を狙う取引だ。価格差が小さい分、リターンを確保するため借り入れを増やすので、取引規模は...

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