【日経QUICKニュース(NQN)】楽天グループ(4755)傘下の楽天証券は15日、フィッシング詐欺が原因とみられる不正取引が拡大していることを受け、14日から米国株でも20銘柄の買い注文を停止したことを明らかにした。証券会社で第三者が投資家のログインIDやパスワードなどの個人情報を入手して不正な取引をする事例が相次ぎ、楽天証券でも中国株1092銘柄の買い注文を一時停止しているが、米国株の一部銘柄でも疑わしい事例が見つかったことから同様の措置を取った。同証券は停止期間について「現時点では決まっていない」(広報)と回答した。