【NQNニューヨーク=稲場三奈】米連邦準備理事会(FRB)は9日、3月18~19日に開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表した。同会合では2会合連続で政策金利の据え置きを決めた。議事要旨によると、参加者は関税など米政府の政策を巡る不確実性が高いことを強調し、政策運営を慎重に進める姿勢を維持した。 米経済については、データに基づき「底堅いペースで拡大し、労働市場がおおむね安定を維持した一方、インフレがいくらか高止まりした」とまとめた。総じて「経済は高水準の不確実性に直面している」との指摘があった。政府の政策を巡る不確実性が高いなか、家計や企業の心理がいくらか悪化していることに...

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