【QUICK Market Eyes 中山桂一】米国発の関税政策が金融市場を大きく振り回している。日本株のボラティリティー(変動率)は高く、外国為替市場、債券市場も不安定な展開が続く。トランプ米大統領が4月9日、同日発動した相互関税の上乗せ分について中国を除き90日間停止すると発表。突然の翻意を市場は好感するものの、米中の貿易競争という不透明感は残る。大きく揺れ動くマーケットの状況から流動性リスクも残り、しばらくは相場変動の大きい展開となる可能性がある。
希望がなくては生きていけないが希望的観測は視界を曇らせる――ストリート・インサイツの安田佐和子代表は足元の米株式市場が体現したと指摘する。...

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