【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】米関税政策をきっかけとした米国債市場の動揺が国内債券市場にも影を落としている。トランプ米大統領の不規則発言に揺さぶられた債券投資家のリスク許容度はすっかり低下した。国内では米関税の影響緩和や長引く物価高対策として、2025年度の補正予算の是非を巡る議論が活発化しており、市場参加者の間では赤字国債の発行につながる可能性が意識される。拡張財政による債券需給の悪化懸念が特に超長期ゾーンで広がりやすい情勢だ。
4月14日の国内の現物債は幅広い年限で売りが優勢となった。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは朝方に前週末比0.075%高い(債券価格は...

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