QUICKは上場企業の2期先までの業績予想を算出するツール「QUICK Forecast企業業績」を利用して、今期(実績発表済みの翌期、2019年12月期や2019年3月期など)と来期(実績発表済みの翌々期、2020年12月期や2020年3月期など)の3月19日時点の業績集計を行った。
金融を除く全産業(3289社ベース)の連結売上高は前期比2.3%増の687兆5343億円、営業利益が同1.6%増の50兆191億円、経常利益が同1.1%増の50兆3330億円、純利益が同2.6%減の34兆3562億円となった。前回(2月19日時点)予想の営業利益1.9%増、経常利益1.9%増、純利益2.0%減から、いずれも下方修正となった。
■今期の業績予想(億円)
前回との比較で、今期の営業損益の予想が赤字になったのは12銘柄。ジャパンディスプレイ(6740)は、会社予想200億円の赤字で、QUICK Forecastは27億9000円の赤字と計算した。レナウン(3606)は、会社予想、QUICK Forecast ともに26億円の赤字だ。
■今期の営業損益予想が赤字になる銘柄(100万円)
来期は売上高が今期予想比3.9%増の714兆6450億円、営業利益が6.3%増の53兆1750億円、経常利益が8.0%増の54兆3622億円、純利益が6.8%増の36兆6758億円となった。