開示会社:ファイズHD(9325)
開示書類:2025年3月期第1四半期決算短信[日本基準](連結)
開示日時:2024/08/01 15:00
<決算スコア> -2.04
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 7,233
前期比 +20.4% ○
営業利益(百万円) 239
前期比 +2.1% ○
経常利益(百万円) 242
前期比 -5.5% ●
純利益(百万円) 145
前期比 -17.6% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 31,769
前期比 +15.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,541
前期比 +16.8% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,540
前期比 +12.8% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 937
前期比 +9.8% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 26.00
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比20.4%増の72億3300万円、営業利益が同2.2%増の2億3900万円、経常利益が同5.3%減の2億4200万円、純利益が同17.8%減の1億4500万円だった。
国内の物流市場は、個人消費や円安による輸入活動の低迷などが影響し、荷動きが鈍化した。トラックドライバーの残業時間の上限が規制される「2024年問題」を背景に運賃や荷役料金は上昇傾向にあるが、高止まりの続く燃料費、労働力確保のための採用コストを含めた人件費の負担増、パートナー企業への傭車費(支払運賃)が上昇するなど、依然として厳しい事業環境が続いている。経営成績は、売上高増加、営業利益増加、経常利益減少、純利益減少となり、売上高及び営業利益については過去最高を達成した。
情報システム事業としては、グループ会社である日本システムクリエイト株式会社による金融機関・官公庁向け情報システムの開発代行や技術者派遣などが、前連結会計年度から続く市場での旺盛な需要に支えられて堅調に推移した。パッケージソフト販売に関連し、マイナンバーカードの健康保険証等対応に関連した機器販売を行った。売上高は4億4100万円(前年同四半期比19.6%増)となった。
国際物流サービス事業においては、円安や国内消費低迷により輸入貨物の荷動きが鈍化する中、機械や雑貨などアパレル分野以外をターゲットにした新規営業、中東や北米などを対象にした輸出入貨物の需要掘り起こし、既存案件の見直しに取り組んだ。売上高は1億5700万円(前年同四半期比11.6%減)となった。
ECソリューションサービス事業において、物流センターの運営受託事業では、大手ネット通販会社向けの業務が堅調に推移した。前連結会計年度中にスタートした家電専門店向け、自動車部品向け、消費者間取引関連のネット商材向けといった新規運営センターの業務も安定稼働を続けている。輸配送の領域では、配車プラットフォームサービス事業の取引社数および成約件数が拡大した。2024年問題を背景とした取引内容の見直しやラストワンマイル配送業務の受託業務の拡大に取り組んだ。売上高は66億3393万1000円(前年同四半期比21.6%増)、セグメント利益は2億2547万2000円(前年同四半期比13.5%増)となった。売上高は45億9800万円(前年同四半期比24.6%増)となった。売上高は20億3500万円(前年同四半期比15.1%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比15.4%増の317億6900万円、営業利益が同16.8%増の15億4100万円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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