開示会社：ＦＦＲＩ(3692)
開示書類：令和７年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2024/08/13 15:00

<決算スコア> +2.22

<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 526
前期比 +22.6% ○
営業利益(百万円) 2
前期比 +110.5% ○
経常利益(百万円) -3
前期比 +91.2% ○
純利益(百万円) -8
前期比 +75.0% ○

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 3,158
前期比 +29.1% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 515
前期比 +3.6% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 541
前期比 +0.2% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 433
前期比 +0.2% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 10.00


＜要約＞
　2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比22.5%増の5億2600万円、営業損益が200万円の黒字(前年同期は1900万円の赤字)、経常損益が300万円の赤字(前年同期は3400万円の赤字)、最終損益が800万円の赤字(前年同期は3200万円の赤字)だった。

　サイバー・セキュリティ業界は、ランサムウェアや不正アクセスなどのサイバー攻撃被害が国内外で続き、国民生活や社会経済に影響を与える事例が増加している。

　情報の窃取やインフラ機能の破壊を試みるサイバー攻撃は日常的に発生しており、中には国家がサイバー攻撃者を組織し、政治的または軍事的目的を達成するために行われていると見られるものもあり、サイバー領域においては有事と平時の境目が曖昧なものになっている。政府は自衛隊があらゆる段階においてもシームレスに活動できるよう、宇宙・サイバー・電磁波の新領域における陸海空自衛隊の一元的な指揮を行う「統合作戦司令部」を2024年度中に新設する計画である他、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の発展的解消によってサイバー安全保障を一元的に総合調整する新組織の設置準備が進められており、サイバー安全保障における防衛能力強化や柔軟な防衛体制の構築が進められている。

　ソフトウェア開発・テスト事業においては、品質保証業務を中心に堅調に推移した他、将来的なサイバー・セキュリティ関連業務の提供に向けた人材の育成を進めている。ソフトウェア開発・テスト事業の売上高は1億2700万円(前年同期比18.0%増)となった。NTTコミュニケーションズ株式会社との合弁会社である株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズにおいては、案件増加に伴い人材の確保・育成を積極的に進めた結果人件費が増大しており、持分法による投資損失903万6000円(前年同期は持分法による投資損失1821万2000円)を計上している。

　サイバー・セキュリティ事業においては、ナショナルセキュリティセクターで、国際情勢の緊張と比例してサイバー攻撃のリスクが高まっており、サイバー領域における安全保障は重要な課題となっている。ナショナルセキュリティセクターの売上高は1億453万4000円(前年同期比12.1%増)となった。パブリックセクターの売上高は1億4900万円(前年同期比74.1%増)となった。プライベートセクターにおいては、戦略的販売パートナーとの連携強化を進めた結果、FFRIyaraiのOEM製品の販売が好調に推移しライセンス数は微増となった。プライベートセクターの売上高は1億4400万円(前年同期比1.4%増)となった。

　2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比29.1%増の31億5800万円、営業利益が同3.6%増の5億1500万円を計画。



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【決算スコアについて】
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　スコア算出にあたっては、発表内容を（１）前の期の実績（２）直近の会社予想（３）市場予想（QUICKコンセンサス）--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
　あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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