開示会社:HANATOUR(6561)
開示書類:2024年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/14 16:30
<決算スコア> -1.97
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 2Q
売上高(百万円) 3,287
前期比 +48.0% ○
営業利益(百万円) 854
前期比 +297.2% ○
経常利益(百万円) 832
前期比 +333.3% ○
純利益(百万円) 750
前期比 +21.4% ○
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 6,500
前期比 +26.1% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,300
前期比 +58.7% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,150
前期比 +50.1% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,140
前期比 -6.6% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 30.00
<要約>
2024年12月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比47.9%増の32億8700万円、営業利益が同297%増の8億5400万円、経常利益が同331.4%増の8億3200万円、純利益が同21.4%増の7億5000万円だった。
FIT(「個人旅行者」以下同様)を含むインバウンド需要の獲得に注力するとともに、生産性向上やペーパーレス化に資する社内業務のデジタル化の推進を継続してきた。売上高増加、営業利益増加、経常利益増加、親会社株主に帰属する中間純利益増加となった。
インバウンド旅行市場は、訪日外客数が1,777万人と、前年同期比65.9%増、2019年比では6.9%増とコロナ前を上回り上半期累計において過去最高となった。訪日韓国人向け団体パッケージについては、国内地方空港の国際線復便等に伴い、堅調に推移し、前年を上回る売上高となった。韓国以外の地域では、東南アジア、欧州地域の旅行エージェントを中心に、継続して営業を強化しており、売上高は前年を上回った。旅行事業の売上高は16億300万円(前中間連結会計期間比49.6%増)、セグメント利益は6億2300万円(前中間連結会計期間比89.5%増)となった。
ホテル等施設運営事業においては、国内外の旅行エージェント、オンライントラベルエージェント経由の予約が好調に推移した結果、前年に対する国内需要、インバウンド需要はともに増加し、稼働率、客室平均単価についても上昇する結果となった。Tマークシティホテル金沢において、年初に発生した「能登半島地震」の影響は、施設への物理的な被害はなく、被災地となった能登地方への復興支援者の客室需要や、旅行支援施策として実施された「北陸応援割」により、その影響は限定的なものとなった。ホテル等施設運営事業の売上高は13億2300万円(前中間連結会計期間比39.7%増)、セグメント利益は1億7400万円(前中間連結会計期間はセグメント損失7100万円)となった。
バス事業は、貸切観光バスでは、東京、大阪、北海道と九州の4拠点にて、韓国を中心に中国や台湾などからのインバウンド需要の獲得及び、国内向けの営業強化に注力し、送迎バスでは羽田営業所で行っている海外航空会社のクルー送迎、北海道の札幌営業所における半導体製造工場の建設工事作業員の送迎とともに、堅調に推移し、前年を上回る売上高となった。業容拡大に伴いドライバーを増員、社内業務のデジタル化を推進し運行効率、利益率の向上を目指していく。バス事業については、売上高10億7400万円(前中間連結会計期間比38.2%増)、セグメント利益2億4100万円(前中間連結会計期間比113.1%増)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比26.1%増の65億円、営業利益が同58.6%増の13億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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