開示会社:ウェッジHD(2388)
開示書類:令和6年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/14 17:00
<決算スコア> -5.22
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 3Q
売上高(百万円) 641
前期比 +10.1% ○
営業利益(百万円) -22
前期比 -130.6% ●
経常利益(百万円) -477
前期比 -563.1% ●
純利益(百万円) -512
前期比 -782.7% ●
予想期(通期) 2024/09
売上高(百万円) 800
前期比 +4.6% ○
会社予想比 +21.2% ○
営業利益(百万円) -30
前期比 -183.3% ●
会社予想比 -130.0% ●
経常利益(百万円) -500
前期比 -2.9% ●
会社予想比 -317.4% ●
純利益(百万円) -530
前期比 -3.3% ●
会社予想比 -365.0% ●
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2024年9月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比10.2%増の6億4100万円、営業損益が2200万円の赤字(前年同期は7200万円の黒字)、経常損益が4億7700万円の赤字(前年同期は1億300万円の黒字)、最終損益が5億1200万円の赤字(前年同期は7500万円の黒字)だった。
営業利益については、訴訟費用等の増加により、減益となった。純損失も前年同四半期よりも悪化した。今後とも短期的な景気判断や収益について適切に対処しながらもそれらに囚われることなく、中長期的視点で経済成長する地域に適切に投資し、成長を目指している。
経常利益については、持分法適用関連会社が営むDigital Finance事業とリゾート事業の損益を取り込んだ結果、持分法による投資損失となったことから、赤字幅が増大したものである。
リゾート事業においては、連結セグメントではなく、持分法適用関連会社の事業になっているが、重要な資産を保有しているため解説している。増収増益となった。売上高は8億7800万円(前年同四半期63.9%増)、投資利益は2億4500万円(81.0%増)となった。タイ王国ピピ島においてリゾートホテルであるZeavola Resortを運営している。欧米の富裕層を中心にした顧客層から支持を受ける環境に配慮した循環型のサステイナブルリゾートとして多くの表彰を受賞するファイブスターリゾートとして、高単価の宿泊・サービス収入を得ている。従業員への給与支払、設備維持費、減価償却費などが重く、損失を計上していた。
コンテンツ事業において、増収増益となった。売上高6億1600万円(前年同四半期比11.3%増)、セグメント利益は2億6900万円(25.3%増)となった。受注状況が堅調であったことに加え、ロイヤリティ収入が堅調に推移したことによるもの。祖業であるコンテンツ事業においては長年の不振を払しょくし、過去10年以上かけて戦略的に事業を選択集中させるとともに海外事業を含めて新規事業に取り組み、営業拡大を図り、生産性の改善、コストの適正化を図ってきた成果が実を結んでいる結果、長期的に利益改善が進んでいる。
DigitalFinance事業においては、連結セグメントではなく、持分法適用関連会社の事業になっているが、重要な事業であるため解説している。減収減益となった。連結損益として取り込んだ持分法投資損失。持分法適用関連会社からの取込損益を精査する過程において、Group Lease PCL.の子会社の業績に加えて、進出地域での経営環境を勘案し、貸倒引当金を見直したこと、法的係争費用や為替差損が発生したことなどで持分法による投資損失(4億8000万円)を計上することによるもの。営業貸付金が減少し、現金預金が増加して、売上高・セグメント利益ともに減少してきていた。
2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比21.2%増の8億円、営業損益が同130%減の3000万円の赤字を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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