開示会社:ラクオリア(4579)
開示書類:米国Syros社が骨髄異形成症候群を対象とした第III相臨床試験の結果と今後の対応について発表
開示日時:2024/11/13 12:00
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このたび、当社連結子会社のテムリック株式会社の導出先であるSyrosPharmaceuticalsInc.(本社:米国マサチューセッツ州)が、テムリックがSyros社に導出したレチノイン酸受容体α作動薬(タミバロテン/TM-411/SY-1425)につきまして、骨髄異形成症候群(MDS)を対象として実施中の第Ⅲ相臨床試験(SELECT-MDS-1試験)の結果と今後の対応について発表しました。タミバロテンはレチノイン酸受容体のαサブタイプ(RARα)選択的な作動薬です。Syros社は、現在、RARA遺伝子が過剰発現しているHR-MDS患者を対象とした第Ⅲ相臨床試験(SELECT-MDS-1試験)において、既存薬であるタミバロテンとアザシチジンの併用療法に関する試験を実施しておりますが、2024年11月12日(現地時間)、本試験において、主要評価項目である完全奏効率(CR率)が達成できなかったこと、および本試験を中止する予定であることを発表しました。Syros社は、今後、本試験を中止し、臨床試験データを詳細に検証し、次のステップについて検討することを発表しています。あわせて、Syros社は、本SELECT-MDS-1試験の主要評価項目を達成できなかったことが既存の担保付融資契約における債務不履行事由に該当することを発表しました。テムリックは2015年9月に、北米および欧州におけるタミバロテンのがん治療薬としての開発販売権をSyros社に許諾するライセンス契約を締結し、開発段階に応じたマイルストンおよび販売後のロイヤルティを受けとる権利を保有しております。本件による2024年12月期(2024年1月1日~2024年12月31日)の通期連結業績予想への影響は軽微であり、当社が2024年2月14日に公表した当期連結業績予想を現時点では修正いたしませんが、中長期的な影響を精査し、今後の業績予想・事業計画の見直しが必要となる場合は、確定次第、速やかにお知らせいたします。テムリックおよび当社は、Syros社との連携を密にして本件に関する情報の収集に努め、今後の状況について適時適切にお知らせいたします。
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