QUICK資産運用研究所は2016年12月中旬に「個人の資産形成に関する意識調査」を実施し、株式や投資信託などリスク性金融商品での運用経験や関心の有無などを聞いた。 調査対象は全国の20代から60代の個人で、インターネットを通じたアンケートを実施。5104人から回答を得た(回答者の属性などは下記参照)。
▼アンケート調査概要 実施時期:2016年12月15日(木)~19日(月) 調査対象:全国の20~60代の個人 国勢調査の結果に準じて性別×年代別×地域別(8区分)の構成比率を割り付け 回答者数:5104人(男性50.1%、女性49.9%) 調査方法:インターネット調査
◯本調査では回答者を以下のように区分
・金融知識がAレベル:金融に関する9つの問題のうち正解が7~9つの人
・金融知識がBレベル:金融に関する9つの問題のうち正解が4~6つの人
・金融知識がCレベル:金融に関する9つの問題のうち正解が1~3つの人
・金融知識がDレベル:金融に関する9つの問題のうち正解がゼロの人
※各問題の回答は5~6つの選択肢から選ぶ方式で、それぞれ「わからない」「回答したくない」の選択肢が含まれる。
◯本調査では以下をリスク性金融商品とする
外貨預金/国内株式/外国株式/その他債券(個人向け国債以外)/投資信託/外貨建てMMF/ETF、ETN/REIT/ラップ口座/外国為替証拠金(FX)取引、差金決済(CFD)取引/先物・オプション商品、カバードワラント/仮想通貨(ビットコインなど)/不動産投資/金などの貴金属投資/個人年金保険(外貨建て)
▼回答者の年代別・職業別・年収別・金融資産保有額別の構成比率(%)
【年代別】
20代 15.2
30代 19.4
40代 23.1
50代 19.5
60代 23.0
【職業別】
学生 2.3
会社員(正社員) 33.3
会社員(契約社員など) 6.5
公務員 4.3
パート・アルバイト 14.1
自営業 7.2
専業主婦・主夫 16.9
無職(年金受給者) 6.5
無職(年金受給者以外) 5.9
その他 2.9
【年収別】
200万円未満 8.6
200万円~300万円未満 9.0
300万円~400万円未満 11.0
400万円~500万円未満 10.4
500万円~600万円未満 8.5
600万円~800万円未満 11.9
800万円~1,000万円未満 7.2
1,000万円~1,200万円未満 4.1
1,200万円~1,500万円未満 2.6
1,500万円~2,000万円未満 1.4
2,000万円以上 1.1
回答したくない 24.2
【金融資産保有額別】
100万円未満 11.5
100万円~300万円未満 9.5
300万円~500万円未満 10.4
500万円~1,000万円未満 9.7
1,000万円~2,000万円未満 7.6
2,000万円~3,000万円未満 4.6
3,000万円~5,000万円未満 3.9
5,000万円~1億円未満 3.2
1億円~2億円未満 0.9
2億円~5億円未満 0.3
5億円以上 0.3
回答したくない 38.1
(QUICK資産運用研究所 西田玲子 中田裕子)