■保有経験者、男性が女性を上回る
リスク性商品を保有・運用したことがある人を属性別で比べたところ、性別では女性よりも男性の比率が高いことが分かった(添付「図1-2」参照)。
年代別では、年齢が高くなるほど保有経験者の比率は増え、60代では42.2%にのぼる。20代では17.7%にとどまった(添付「図1-3」参照)。
■保有経験は年収・金融資産に連動
年収別で見ると、年収が高いほどリスク性商品を保有・運用したことのある人の比率が高かった。年収1,000万円以上で半数以上だった一方、500万円未満だと3割以下にとどまった(添付「図1-4」参照)。
金融資産別では、リスク性商品を保有・運用したことのある人の比率が2,000万円以上で6割を超えたのに対し、500万円未満は3割を下回った(添付「図1-5」参照)。
■金融知識レベルで保有経験に差
さらに金融知識のレベルが高いほど保有経験者の比率が高いことも分かった。金融知識が高い「Aレベル」だと8割超、「Cレベル」で3割弱と大きく差がついた(添付「図1-6」参照)。
金融知識レベルは、金融に関する問題(9問)のうち正解が7~9個をA、4~6個をB、1~3個をC、ゼロをDに区分した。
(QUICK資産運用研究所)