■「必要性を感じない」が7割近く
リスク性商品を保有・運用したことがない人に「リスク性金融商品による資産形成・資産運用に必要性を感じますか」と質問したところ、「全く必要性を感じない」と「あまり必要性を感じない」の合計が67.8%にのぼった(添付「図3-3」参照)。
■資産形成に必要なのは「まとまった手元資金」
さらに「あなたがリスク性金融商品による資産形成・資産運用を始めるためには何が必要だと思いますか」との質問では、「まとまった手元資金」や「取引を検討している金融商品の詳細な知識」との答えが目立った(添付「図3-4」参照)。
投資に回せるお金をためて、金融知識を身につけてからでないと資産形成・資産運用に踏み出せないとの固定観念が根強いようだ。それ以上に多かったのが「元本割れのリスクがある資産形成・資産運用は一切しない」という後ろ向きの回答だった。
また「今後1~2年の間に保有を増やしたり、保有を始めてみようと考えている金融商品をお答えください」との質問に対しては、「あてはまるものはない」(76.0%)に回答が集中した。
(QUICK資産運用研究所)