QUICK資産運用研究所は2017年12月、全国の20~60代の個人を対象に「個人の資産形成に関する意識調査」を実施した。個人に資産形成の取り組み状況などを聞く調査は、16年12月に続いて2回目。日経リサーチを通じてインターネット経由でアンケート調査を実施し、5132人から回答を得た。 調査結果はQUICK Money Worldに順次掲載する。
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■投信積立、月額「1万~2万円」「1000~1万円」が中心
投信積立をしている人にひと月あたりの積立金額を聞いたところ、最も多かったのは「1万~2万円未満」で、全体の28.3%を占めた。次いで「1000~1万円未満」が23.9%だった。1000~2万円未満で過半に達した。
年代別にみると、20~30代では「1000円~1万円未満」が最多の3割程度。これ対し、50~60代は「1万~2万円未満」が最も多く、いずれも3割を超えた。
■投信の積立本数、若年層は「複数」が主流
投信積立をしている人に何本の投信を積み立てしているかを聞いたところ、全体では「1本」と答えた人が4割超で最も多かった。次に多かったのは「4本以上」の24.6%。
一方、20~30代の若年層は「1本」との答えが3割程度にとどまり、2本以上が大半を占めた。60代で7割超が「1本」だったのとは対照的だった。
(QUICK資産運用研究所)