国内公募の追加型株式投資信託(ETFを除く)で、純資産総額(残高)が大きい上位10本から三菱UFJ国際投信の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」(0331397C)がついに外れた。7日時点の残高は4976億円で、ランキングは11位。グロソブの残高はピークの2008年8月に5兆8000億円近くまで膨らみ、月末ベースでは2000年11月末から18年4月末まで17年半にわたってトップ10入りしていた。
一方で、初のトップ10入りを果たしたのは日興アセットマネジメントの「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」(02312158)。今年に入り、資金流入のペースが加速した。残高は同じマザーファンドに投資するランキング8位の「グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年決算型)」(02311158)と合わせて1兆円を超えている。
上位10本のうち4本を毎月分配型以外のファンドが占めるのは、2006年10月末以来となる。上位の毎月分配型ファンドは昨年末と比べても残高の減少が目立つ。
(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)