QUICK資産運用研究所が昨年11月に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。11回目は投資を始めた目的ときっかけをそれぞれ年代別で比較した。(調査概要と過去の配信はこちら)
資産形成や資産運用をしている人(下記に区分方法を掲載)に投資を始めた目的を聞くと、「老後・将来の生活資金のため」との回答が51.1%で最も高かった。「配当金、分配金、利子を得るため」が46.2%で続いた。年代別で傾向に大きな差は見られなかった。
一方、資産形成・資産運用を始めたきっかけは、年代別でばらつきが出た。20代と30代は「インターネットの記事を見て」、40代と50代は「家族・友人・知人からの口コミ・勧め」、60代以上は「退職金を受け取った」がそれぞれトップだった。
◇資産形成・資産運用をしている人:下記の金融商品を保有していると答えた人
<金融商品:外貨預金/国内株式/外国株式/個人向け国債/その他債券 /投資信託(ETF、ETN、REIT含む)/個人年金保険(円建て)※公的年金、企業年金は除く/個人年金保険(外貨建て)/定期保険・養老保険(満期金あり、円建て)/定期保険・養老保険(満期金あり、外貨建て)/終身保険(満期なし、円建て)/終身保険(満期なし、外貨建て)/MMF・中期国債ファンド 外貨建てMMF/ラップ口座(ファンドラップ、SMAなど)/外国為替証拠金(FX)取引、差金決済(CFD)取引/先物・オプション商品、カバードワラント/仮想通貨(ビットコインなど)/金などの貴金属投資>
(QUICK資産運用研究所)