2019年上期(1~6月)の国内公募追加型株式投資信託(ETFを除く)は、海外株式型への資金流入が目立った。資金流入上位10本のうち5本は海外株式型のファンドだった。
設定から解約を差し引いた資金流入超過額(推計値)が最も大きかったのは、ピクテ投信投資顧問が運用する「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」(42311052)。6月末までの半年間で1384億円が流入した。グロインは国内最大規模のファンドで、主に世界の高配当利回りの公益株に投資する。4月に1万口あたりの分配金を50円から40円に引き下げたが、資金の流入傾向は続いた。
2位は日興アセットマネジメントが6月28日に設定した「グローバル・プロスペクティブ・ファンド(愛称:イノベーティブ・フューチャー)」(02312196)。当初設定額で1135億円の資金を集め、約6年2カ月ぶりの大型設定となった。「破壊的イノベーション」を起こしうる世界の企業の株式に投資する。販売会社はみずほ証券1社のみ。
一方、資金流出ランキングでは、16年から17年ごろを中心に人気を集めた人工知能(AI)やロボット関連などのテーマ型が上位に目立った。流出トップだったのは、アセットマネジメントOneが運用する「新興国ハイクオリティ成長株式ファンド<愛称:未来の世界(新興国)>」(4731117C)。みずほ証券が取り扱っている。
(QUICK資産運用研究所 竹川睦)