QUICK資産運用研究所
QUICK資産運用研究所が2019年11月、全国5000人以上を対象に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。4回目は資産形成の必要性に関する結果をまとめた。
■資産形成「必要性を感じる」が着実に増加
資産形成の必要性を感じる人は着実に増えている。「資産形成・資産運用の必要性を感じますか」と聞いた質問では、「非常に必要性を感じる」と「やや必要性を感じる」をあわせて全体の55.1%にのぼった。2年前から17.5ポイント増え、初めて5割を超えた。
投資経験別で昨年調査と比較すると、投資未経験層と投資経験が10年以上のベテラン層で変化が大きい。特に「全く必要性を感じない」と答えた人の減少が目立った。
■必要な理由、全年代で「老後不安」が最多
資産形成の必要性を感じる人と感じていない人に対して、それぞれの理由を聞いた。必要性を感じる理由は「老後不安、公的年金だけでは足りないと感じるから」が最多で、「銀行に預けていても増えない(預金の金利が低い)から」が続いた。年代別にみても2つの回答が共通して高かった。
一方で、資産形成の必要性を感じない理由は世代間でばらつきが出た。20~40代は「そもそも資産形成について考えたことがない」が最も多く、資産形成に対する関心の低さが現れた。60代以降は他の世代と比べて「節約すればいいと思うから」や「預貯金と公的年金で暮らしていけるから」が際立った。
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