QUICK資産運用研究所
QUICK資産運用研究所が2019年11月、全国5000人以上を対象に実施した「個人の資産形成に関する意識調査」。6回目は資産形成・資産運用を始めた目的ときっかけについてまとめた。
■資産形成の目的は配当金や老後資金
資産形成・資産運用を始めた目的は「配当金、分配金、利子を得るため」と「老後・将来の生活資金のため」が多かった。20~30代は他の目的の回答率が40代以上と比べて高く、「長期の資産形成・資産運用のため」が「老後・将来の生活資金のため」を上回った。また「投資の勉強のため」「企業を応援するため」と答えた割合が他の世代に比べて高いのも特徴的だった。
■20代はポイント投資も資産形成の契機に
資産形成・資産運用を始めたきっかけは「資産運用に関する記事やコラムを読んで」がトップで、「家族・友人・知人からの口コミ・勧め」が僅差で続いた。20代は「保有するポイントが使えた」が12.1%、「就職・進学したので」が11.2%、「SNSを見て」が9.7%にのぼるなど、他の世代と比べて様々であるという結果になった。
◇過去記事一覧(概要)