QUICK資産運用研究所=石井輝尚
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが25日に設定した「GSフューチャー・テクノロジー・リーダーズ(愛称:nextWIN)」は、当初設定額が2つのコース合計で958億円だった。野村証券が1社で販売した。
為替ヘッジしないBコース(35312202)の当初設定額は約701億円、為替リスクを低減するAコース(35311202)は約256億円だった。個別にみると、今年に入って新規設定された国内公募投資信託(2月25日時点)の中で1位と2位の規模だった。
Bコースの当初設定額は、昨年来では4番目の大きさだった。2019年の最大は、みずほ証券とみずほ銀行が販売した「ティー・ロウ・プライス 米国成長株式ファンド(愛称:アメリカン・ロイヤルロード)」(AW31119C)の1482億円だった。
「nextWIN」はテクノロジーの活用や発展の恩恵を受け、将来のリーダーになると期待される世界の企業に投資するファンド。販売用資料によると、北米や欧州など先進国に加えて、中国やブラジル、アルゼンチンなどの新興国の企業にも投資する見込み。