QUICKのプロ向けコメントサービス「QUICK Market Eyes」が8月31~9月4日に配信した、株主優待の制度変更などを受けた株価の反応の記事をまとめました。(Money Worldの株主優待ページはコチラ)
ディー・エヌ・エー― 4%安 今期の株主優待でプロ野球観戦チケット贈呈取りやめ(更新日時:2020/09/04 09:50)
ディー・エヌ・エー(2432)が急反落。今期の株主優待でプロ野球観チケットの贈呈を取りやめするとの発表が嫌気されたようだ。
ディー・エヌ・エーは3日、2021年3月期の株主優待の内容を変更すると発表した。新型コロナウイルス感染防止の観点からの入場制限など、来シーズンの状況を現時点で確実性を持って見通すことは極めて困難として、各種観戦チケットの贈呈を断念した。
同社は毎年9月末の株主に対して、プロ野球の横浜DeNAベイスターズ、プロバスケットの川崎ブレイブサンダースの公式戦チケットなどを贈呈していた。22年3月期以降の優待内容は改めて検討するとしている。

チエル― 7%超の上昇 株式分割発表で流動性の向上に期待(更新日時:2020/09/01 09:24)
学校向け教育用ソフトなどの開発を手がけるチエル(3933、ジャスダック)が大幅続伸。株式分割の発表を受けて、流動性の向上に対する期待感から買いが入ったようだ。
チエルは31日、株式の流動性向上や投資家層の拡大を図ることを目的に株式分割を実施すると発表。9月末時点の株主を対象に、1対2の株式分割を実施する。なお、株式分割に伴い期末一括配当は従来予想から半額(分割前換算では変わらず)、3月末時点の株主を対象とした株主優待の対象株主を200株(分割前換算では100株)に修正したが、実質的な変更はない。
河西工業― 6%超の下落 株主優待制度の廃止決定を嫌気(更新日時:2020/08/31 09:42)
自動車部品の河西工業(7256)が大幅続落。株主優待制度の廃止決定を嫌気した売りが出たようだ。
河西工業は28日、足元の経営環境や株主に対する公平な利益還元という観点から、株主優待のあり方を慎重に検討を重ねた結果、株主優待制度を廃止することを決めたと発表した。
同社は毎年3月末時点で100株以上を保有する株主に対して、保有株数および保有期間に応じて「QUOカード」を1000~4000円分を贈呈していた。今回の廃止決定で、2020年3月末時点の株主に対する優待が最後となった。

日華化学― 急反落 株主優待制度で保有条件の引き上げ・クオカード廃止を嫌気(更新日時:2020/08/31 09:38)
化学メーカーの日華化学は28日大引け後、株主優待制度の変更を発表した。優待制度を適用する保有株式数の下限を100株以上から500株以上に引き上げるとともに、優待内容のうちクオカード1000円分の付与を廃止して、保有株式数に応じて自社製品を選択のうえ進呈するとした。2020年12月末割当分から変更するとしている。
変更後は、単位株数の100株を保有する株主や500株未満の株主は株主優待を受けられなくなる。クオカードを金銭配当の代替として投資目的に考えていた投資家や、変更後に優待商品となる同社のヘアケア・スタイリング商品に関心が低い株主にとっては、株主優待の魅力が減衰すると受け止められ、失望売りが出たとみられる。

綿半ホールディングス― 9%超の上昇 株式分割や株主優待拡充で(更新日時:2020/08/31 09:33)
ホームセンターなどを展開する綿半ホールディングス(3199)が大幅続伸。株主分割や株主優待制度の実質拡充を好感した買いが入ったようだ。
綿半ホールディングスは28日、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることを目的に株式分割を実施すると発表した。9月末時点の株主を対象に1対2の株式分割を実施する。
同社は毎年9月末時点で100株以上を継続的に保有している株主に対して株主優待制度を実施しているが、株式分割後も現行制度を維持して最低投資単位の100株も対象にすることから、実質的に株主優待制度の拡充となる。
