（更新：2020年10月16日、16:00）

■JPX400入れ替え予想＝みずほ証

みずほ証券は10月15日付のクオンツリポートで、11月に実施されるＪＰＸ日経400指数（ＪＰＸ400）の銘柄入れ替え予想を行った。発表は11月９日、リバランスは同月27日の大引けで発生する。予想には「定性項目を含むすべての要素を精査」したとしている。32銘柄の追加、28銘柄の除外が見込まれた。

・採用候補（32銘柄）

・除外候補（28銘柄）

■JPX400入れ替え予想＝SMBC日興

ＳＭＢＣ日興証券は10月９日付のクオンツリポートで、11月に実施されるＪＰＸ日経400指数（ＪＰＸ400）の銘柄入れ替え予想を行った。発表は11月９日、リバランスは同月27日の大引けで発生する。予想には指数入替で使用される「定量スコア」を基に推計している。39銘柄の追加、34銘柄の除外が見込まれた。

・採用候補銘柄

・除外候補銘柄

■4～6月期決算企業のTOPIX-FFW予想＝大和証

大和証券の橋本純一シニアクオンツアナリストは13日付リポートで、2021年１月に実施される“本決算期末が４～６月期である企業”の浮動株比率（ＦＦＷ）定期見直しにおける、個別銘柄のパッシブ需要インパクトを推計している。

21年１月は１～３月期本決算企業のＦＦＷ見直しと同時期に行われる。大和証券は４～６月期決算企業のみのＦＦＷ見直しに伴う回転率を約0.08％、１～３月期決算企業のＦＦＷ見直しに伴う回転率を約1.71％と推計している。

東証はＦＦＷ見直しの結果を21年１月８日に発表、リバランスは同月28日の引け後に発生する。

・売買インパクト上位銘柄予想

・売買インパクト下位銘柄予想

（QUICK Market Eyes  大野弘貴）

＜金融用語＞

ＪＰＸ日経400指数とは

日本経済新聞社、日本取引所グループと東京証券取引所が共同開発した日本株の時価総額加重平均型の株価指数。指数は東京証券取引所上場全銘柄の中から整理銘柄や3年以内に債務超過した銘柄などを除き、3年平均ROE（株主資本利益率）や累積営業利益などの基準をもとに選定された400銘柄で構成される。定期銘柄入れ替えは年1回で8月末。入れ替え時には各銘柄の比重が1.5％を超えないように調整する。2013年8月末が指数の基準日で、基準値＝10000ポイント。