21日の米国市場でソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のツイッター(TWTR)が大幅に3日続伸し、8.39%高の50.24ドルで終えた。2015年4月28日以来、5年6カ月ぶりの高値水準を回復する場面があった。
写真SNSを手掛けるスナップ(SNAP)が20日の大引け後に発表した20年7~9月期(3Q)決算で売上高が前年同期比52%増の6億7870万ドルとなり、市場予想(5億5700万ドル、FACTSET)を大幅に上回ったことでスナップが28.29%高で急伸。SNS業界の業績回復期待が強まり、フェイスブック(FB)も4.17%高で大幅高となり、SNS関連銘柄を組み入れるグローバルXソーシャル・メディアETF(SOCL)も4.88%高となった。
ツイッターは29日に3Q決算の発表を予定している。(QUICK Market Eyes 片平 正二)