アライアンス・バーンスタインが運用する「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Cコース毎月決算型(為替ヘッジあり)予想分配金提示型」の純資産総額(残高)が3000億円を突破した。5日の残高は3008億円。米国の成長性が高いと判断した企業の株式に投資するファンドで、対面証券をはじめ広く販売している。
「米国成長株投信」シリーズは、為替ヘッジの有無や決算頻度が異なる4本。そのうち「Cコース」は為替ヘッジありで、基準価額に応じて毎月支払われる分配金が決まる予想分配金提示型。残高は4本中、為替ヘッジをしない予想分配金提示型の「Dコース」(5日の残高は6327億円)に次ぐ2番目の大きさ。年2回決算の「Aコース(為替ヘッジあり)」と「Bコース(為替ヘッジなし)」も合わせたシリーズの合計残高は1兆2000億円を超える。
9月末時点の最新月次レポートによると、組み入れ銘柄数は53。上位にはマイクロソフト(MSFT)やグーグルの親会社アルファベット(GOOG)、フェイスブック(FB)などが並ぶ。
5日時点の年初来リターン(分配金再投資ベース)は25.5%のプラス。コロナ禍で基準価額が下落していた3月と4月は分配金の支払いを見送ったが、直近の決算(10月15日)では1万口あたり300円の分配金を支払った。