アライアンス・バーンスタインが運用する「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」の純資産総額(残高)が初めて1.5兆円を突破した。30日時点の残高は1兆5018億円。国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)のうち、アクティブ型(積極運用型)で3番目の残高をほこる。
同ファンドは2006年5月に設定された。成長性が高いと判断される米国株式を投資対象とする「米国成長株」シリーズの1本で、為替ヘッジをしない年2回決算型。2024年9月末時点の月次リポートによると、組み入れ銘柄数は52。組み入れ銘柄の1位はマイクロソフト、2位はアマゾン・ドット・コム、3位は米半導体大手エヌビディアだった。
新NISA(少額投資非課税制度)の成長投資枠対象商品で、2024年10月30日時点の年初来リターン(分配金再投資ベース)は30.9%、同日時点までの年初来資金流入額(推計値)は2881億円だった。米国の株式相場の上昇傾向を背景とした好成績と、堅調な資金流入が残高増加に寄与した。
◇「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」のサイト(アライアンス・バーンスタイン)