アライアンス・バーンスタインが運用する「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」の純資産総額(残高)が初めて2.5兆円を突破した。9日時点の残高は2兆5271億円となり、国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)の中で2番目の大きさ。アクティブ型(積極運用型)では最も多い。
同ファンドは2014年9月に運用を始め、今年で10年目を迎える。米国株ファンドの人気上昇に伴い、21年7月から23年1月までの19カ月間にわたり残高トップ(ETFを除く)だったこともある。
今年1月にスタートした新しい少額投資非課税制度(NISA)の対象にはならないが、毎月分配金を受け取りたい個人投資家からの根強い需要があり、安定した資金流入が継続している。2月9日時点の1年リターン(分配金再投資ベース)はプラス51.0%と、好調な運用パフォーマンスを上げている。