【Market Editors 松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇米ディズニー、3万2000人をレイオフ
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は26日、新型コロナウイルスの感染拡大でテーマパークの再開の目途が立たない中、3万2000人をレイオフ(一時帰休)する計画だと報じた。9月に2万8000人のレイオフを既に発表、2021年第1四半期(1~3月)に解雇する見通しだとしている。
(https://www.wsj.com/articles/walt-disney-to-lay-off-32-000-workers-as-covid-19-hits-theme-parks-11606376422?mod=hp_lead_pos5)
◇英アストラのワクチンに疑問続く
英フィナンシャル・タイムズ紙は26日、英製薬大手アストラ・ゼネカとオックスフォード大学が共同開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、治験結果に疑問が相次いだと報じた。アストラとオックスフォード大は、1回分を2回接種した場合は62%の有効性があり、1回分の半分の量の後に全量を摂取した場合は90%と発表したが、データが少なく、高い有効性が示されたのは55歳以下の若い被験者を対象にしたものだったとしている。
(https://www.ft.com/content/4583fbf8-b47c-4e78-8253-22efcfa4903a)
◇米NYの日本食レストラン、8万3千円の寿司出前
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は26日、ニューヨーク市の日本食レストランが高額の寿司を出前して生き残ろうとしていると報じた。パンデミック(疾病の大流行)の中、ミシュランの星がついた寿司NOZは325ドルのおまかせを出前、マサは800ドル(約8万3千円)の寿詰め合わせを顧客宅に届けているとしている。
(https://www.wsj.com/articles/new-york-citys-high-end-japanese-restaurants-deliver-800-sushi-to-survive-11606399202?mod=lead_feature_below_a_pos1)
◇米デンバー市長、自粛勧告直後に渡航
米ワシントン・ポスト紙は26日、ハンコック米デンバー市長が感謝祭中の渡航自粛を勧告した1時間も経たない内に家族がいるミシシッピへのフライトに搭乗したと報じた。ソーシャル・メディアで炎上、市長は謝罪したとしている。
(https://www.washingtonpost.com/nation/2020/11/26/denver-mayor-hancock-thanksgiving-covid/)
◇中国、3人目の子供たまに黙認
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は26日、中国政府が子供の数を制限する措置を廃止していないが、たまに3人目の子供が黙認されることがあると報じた。子供は2人までと決められているが、違反した夫婦への懲罰が厳格ではなくなったとしている。
(https://www.wsj.com/articles/parents-in-china-find-a-third-child-is-now-sometimes-allowed-11606400104?mod=hp_listb_pos1)