投機筋が徐々に米株指数先物の売り越し幅を拡大させている。4日に米商品先物取引委員会(CFTC)が公表した1日時点の建玉報告で投機筋はE-MINI S&P500指数先物の売り残を増やした一方で買い残を減らした。差し引きでは約2.4万枚の売り越しとなり、9月上旬以来およそ3カ月ぶりの水準に拡大した。原指数が最高値を更新しているものの、投機筋は上値余地に見切りを付けているのかもしれない。
※投機筋のE-MINI S&P500指数先物の差し引き建玉
ただ、E-MINI ナスダック100指数先物やVIX指数先物ではポジションに大きな変化は見られない。相場全体の調整入りを見越している様子はうかがえない。
右肩上がりで増えてきたコーンのロングポジションだったが、ここにきて一服感も出ている。差し引きの建玉もほぼ横ばいで推移している。急騰してきた価格もひとまず目先の高値を付けたのか。投機筋のポジションからは、そんな相場見通しも透けて見える。
貴金属では金先物に対するポジションは相変わらず動きが出ない。一方で銅先物に対しては緩やかに差し引きの買い越し幅が増大している。