【Market Editors 松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇米クリスマス商戦、堅調も予想届かず
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は26日、マスターカード・スペンディングパルスによると11月1日からクリスマス・イブまでの全米の小売売上高は好調なオンライン売上高が寄与し前年同期比で2.4%増加したと報じた。全米小売業協会の予想3.6~5.2%増を下回ったとしている。
(https://www.wsj.com/articles/holiday-shoppers-steered-clear-of-stores-favoring-online-buying-11608984001?mod=hp_lista_pos2)
◇ワクチンのアレルギー反応、PEGが原因か
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は25日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチン接種した数人にアレルギー反応が出たのは、ポリエチレングリコール(PEG)が原因の可能性があると科学者が考えていると報じた。米疾病対策センター(CDC)によると米国内で6人に強いアレルギー反応が出たとしている。
(https://www.wsj.com/articles/scientists-eye-potential-culprit-for-covid-19-vaccine-allergic-reactions-11608901200?mod=hp_lead_pos2)
◇英国、近日中にアストラゼネカのワクチン承認へ
英フィナンシャル・タイムズ紙は27日、英国がオックスフォード大学と英製薬会社アストラゼネカが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンを近日中に承認する見通しだと報じた。1月最初の週にワクチン投与が大幅に増える見込みだとしている。
(https://www.ft.com/content/61938eba-0ca3-436d-a043-89ac80d5c87a)
◇米国で新築住宅建設向け土地不足
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は25日、米国の住宅建設ブームのなか、建設業者が土地不足を懸念していると報じた。歴史的な低金利や中古住の在庫不足などを背景に、新築住宅に注目が集まっているとしている。
(https://www.wsj.com/articles/housing-boom-brings-a-shortage-of-land-to-build-new-homes-11608904980?mod=hp_listb_pos1)
◇米ナッシュビルの爆発事件、地元男性を捜査
米ワシントン・タイムズ紙は27日、米テネシー州ナッシュビルの中心部でクリスマスの朝に爆発物が爆発し少なくとも3人が負傷した事件に関し、事件現場から10マイル(約16キロ)離れた63歳の男性宅を家宅捜索したと報じた。容疑者と断定されておらず、依然として捜査を継続中。ナッシュビルのクーパー市長は、爆発現場が通信会社AT&Tビルの隣だったことから、関連がある可能性があると述べたとしている。
(https://www.washingtonpost.com/nation/2020/12/25/nashville-explosion-christmans/)