【Market Editors 松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇米銀行大手、仮想通貨部門を新設
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は11日、米国で最も歴史があるカストディ銀行のバンク・オブ・ニューヨーク・メロンがビットコインなどの仮想通貨を顧客が保有、送金、発行するのを支援する部門を新設すると報じた。
(https://www.wsj.com/articles/bitcoin-to-come-to-america-s-oldest-bank-bny-mellon-11613044810?mod=hp_lead_pos5)
◇マイクロソフト、買収狙いピントレストに接触
英フィナンシャル・タイムズ紙は11日、マイクロソフトが510億ドル規模のソーシャル・メディアのピントレストを買収する方向で最近接触を試みたと報じた。関係者の話を伝えたのもので、現在は交渉をしていないとしている。
(https://www.ft.com/content/f88b8474-e791-4efb-a9f6-54c8222680fe)
◇米の病院、帝王切開費用635万円
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は11日、米カリフォルニア州の病院の帝王切開による出産費用が6241ドルから最大6万0584ドル(約635万円)かかると報じた。自己負担する額は加入している医療保険のプラン次第としている。
(https://www.wsj.com/articles/how-much-does-a-c-section-cost-at-one-hospital-anywhere-from-6-241-to-60-584-11613051137?mod=hp_lead_pos4)
◇ウェディングケーキは小さく、ダイヤモンドは大きい
米ワシントン・ポスト紙は11日、新型コロナウイルスのパンデミック(疾病の大流行)の影響で730億ドル規模のウェディング市場が変わったと報じた。ウェディングケーキは小さくなり、ウェディングドレスは短く、指輪のダイヤモンドは大きくなったとしている。
(https://www.washingtonpost.com/road-to-recovery/2021/02/11/zoom-weddings-covid-diamond-rings/)
◇旧正月のお年玉は小切手で
米ロサンゼルス・タイムズ紙は11日、ロサンゼルスの中国人コミュニティで春節(旧正月)に現金入りの赤い封筒のお年玉を子供に渡す習慣があるが、パンデミック(疾病の大流行)の影響で今年は現金を避け小切手が主流、一部はオンライン送金するとしている。
(https://www.latimes.com/california/story/2021-02-11/lunar-new-year-cash-covid)
◇ビザめぐるバイデン米大統領の沈黙を懸念
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は10日、米前政権が多くの入国査証(ビザ)の発給を停止したことに関し、バイデン大統領が沈黙を保っていることをビジネス界や移民弁護士が不安視していると報じた。ホワイトハウスの補佐官は、パンデミック(疾病の大流行)抑制策と矛盾しないようトランプ前大統領の移民政策の転換を慎重に進めていることを示唆したとしている。
(https://www.wsj.com/articles/businesses-worry-about-bidens-silence-on-work-visa-ban-11612965607?mod=hp_listb_pos2)
◇米CDC、マスク使用法で感染防止率96.5%
米ニューヨーク・タイムズ紙は10日、マスクを隙間なく着用もしくは使い捨てマスクの上に布製マスクを重ねて着用することにより新型コロナウイルスの感染を96.5%防げるとする研究結果を米疾病対策センター(CDC)が発表したと報じた。
(https://www.nytimes.com/live/2021/02/10/world/covid-19-coronavirus#double-mask-protection-cdc)
◇デンマーク、コロナ変異種を抑制
米ワシントン・ポスト紙は10日、デンマークの保健当局が6週間以上に渡る全国規模のロックダウン(都市封鎖)により新型コロナウイルスの変異種の拡大を抑制したと発表したと報じた。ただ、2月前半のデンマーク国内の感染の増加ペースは上がっていないが、鈍化もしていないとしている。
(https://www.washingtonpost.com/politics/2021/02/10/power-up-democrats-produce-must-see-tv-first-day-trump-impeachment-trial/)
◇1918年パンデミックと世界大戦を生き延びた仏女性、コロナ感染症から回復
米ワシントン・ポスト紙は10日、1918年のパンデミック(疾病の大流行)と2回の世界大戦を生き延びたフランスの修道女が117歳の誕生日を前に新型コロナウイルス感染症から回復したと報じた。
(https://www.washingtonpost.com/nation/2021/02/10/nun-117-survive-covid-france/)
◇米カリフォルニア高速鉄道、第1段階は単線に
米ロサンゼルス・タイムズは10日、米カリフォルニア州の中部を結ぶ171マイル(約275キロ)の高速鉄道路線の第1段階は単線に変更される見通しだと報じた。ロサンゼルスとサンフランシスコを結ぶ高速鉄道プロジェクトの見積もり額が1年前の980億ドルから1000億ドルに増加したとしている。
(https://www.latimes.com/california/story/2021-02-10/high-speed-rail-central-valley-single-track-rising-cost)