【NQNニューヨーク=古江敦子】画像処理半導体(GPU)のエヌビディアが24日発表した2020年11月~21年1月期決算は売上高と純利益がともに過去最高となった。年内のゲーム部門の好調を指摘し、2~4月期見通しも市場予想を上回るなど投資家の高い期待に応える内容だった。ただ、株価は時間外取引で下落した。世界的な半導体の供給不安が高まっており、収益の伸びを抑えるとの懸念がくすぶっている。 ■しびれ切らすゲーマー 11~1月期の売上高は前年同期比61%増の50億300万ドルと市場予想(48億1900万ドル)を上回った。全体の売上高の5割を占めるゲーム部門がけん引した。同部門のパソコン向け「R...
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仮想通貨マイニングとゲーミングPC用途でのGPU、PS5、xbox、さらにはリモートワーク対策でのPC増加(Chromebookのようなラップトップ型が急伸)と、ここに来て半導体の需要が一気に集中。世界は深刻な半導体不足に突入している。製造シェアの55%を占めるのが台湾のTSMCで、供給体制が需要増に追いついていない模様。多くの製造業で半導体不足がボトルネックとなっており、特に自動車メーカーは1月頃から減産を強いられている。 #半導体