株式益回り(=予想1株利益/株価)から10年国債の利回りを引いた値であるイールドスプレッドは、株価に対して企業が生み出す利益、それと金利を比べたバリュエーション指標の1つだ。言うまでもなく、一般にイールドスプレッドが高ければ株価は「割安」、低ければ「割高」と評価される。 金利2%なら株価10%調整 米国のS&P500種株価指数の場合、足下のイールドスプレッドは3.10%だ。過去10年の平均は3.94%、標準偏差は0.97ポイントなので、2.98~4.91%のレンジが統計上の標準的な変動範囲である。今のところ、変動範囲内にはあるが、株式益回りが4.50%と2001年12月以来の低水準なので、...
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