【NQNニューヨーク=古江敦子】29日のニューヨーク債券市場で米長期金利の指標である10年物国債利回りは一時1.69%と前日比0.08%上昇し、約3週間ぶりの高水準を付けた。バイデン政権による巨額の財政支出に伴う国債増発の観測に加え、朝方発表の2021年1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値も米景気回復の進展を裏付ける内容だった。米連邦準備理事会(FRB)によるインフレ過熱の容認や量的緩和の縮小(テーパリング)への市場の観測は根強く、長期金利の先高観が強まった。 ■けん引役は個人消費 1~3月期のGDP速報値は前期比年率換算で6.4%増えた。米政府の経済支援やワクチン普及による行動制限...
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