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【QUICK Market Eyes 片平 正二】６日の米株式市場で米バイオ製薬のモデルナ（MRNA）が３日続落し、前日比1.4％安の160.50ドルで終えた。一時は下落率が11％を超えたが、下げ渋った。新型コロナウイルス（ＣＯＶＩＤ-19）ワクチンの特許を巡る思惑で不安定な値動きだった。 バイデン政権が５日、新型コロナのワクチンに関して特許権の一時放棄を支持すると表明した。新興国での感染拡大を受けてワクチン供給を増やす狙いがあるが、モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者（ＣＥＯ）は６日に「特許を放棄しても供給量は増えない」と反対する姿勢を表明した。 一方、欧州連合（ＥＵ）では特...
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