【NQNニューヨーク 川内資子】5月10日の米債券市場で長期債相場は続落した。長期金利の指標である10年物国債利回りは前週末比0.02%高い(価格は安い)1.60%で終えた。消費者物価指数(CPI)など今週に発表が相次ぐ物価指標を控え、債券には持ち高調整を目的とした売りが優勢となった。原油などの上昇がインフレ圧力につながるとの見方は広がりつつあり、長期金利が再び上昇の勢いを強める場面もありそうだ。 ■物価上昇は「一時的」? 米CPIは4月が前年同月比3.6%上昇と、上昇率は前月(2.6%上昇)から加速すると市場で見込まれている。3%超は「アラブの春」など中東での政情混乱を背景に原油価...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー