【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】物価高騰と景気停滞が同時に進む「スタグフレーション」。最近、そんな不吉なワードを耳にするが、代表例は第1次石油危機時の1974年から82年までの米国だ。消費者物価は2倍になり、インフレヘッジに有効とされる株式ですら低迷を余儀なくされた。「株式の死」と呼ばれた時代だ。 スタグフレーションという「死神」の影が近づいてきても、対抗策はありそうだ。ケネス・フレンチ米ダートマス大学教授のホームページに掲載されているデータを使い、この時代の業種別パフォーマンスを調べたところ「ソフトウエア」や「航空機製造」など高度な技術が必要なハイテク産業は良好だった...
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