【日経QUICKニュース(NQN) 小国裕梨恵】伊藤園(2593)の収益力回復に慎重な見方が広がっている。前期(2021年4月期)は新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出する機会が減少し、緑茶を中心とした飲料事業に加え、傘下のタリーズコーヒージャパンの不振が続いた。今期は飲料需要の回復を見込むが、人々の生活様式は変化しており、タリーズの回復が順調に進むか不透明感が漂う。2日の東京株式市場でも株価はさえない。 ■タリーズにコロナの逆風 「大変厳しい結果だった」。本庄大介社長は1日の決算会見でこう話した。同日発表した21年4月期の連結決算では、売上高が前の期比8%減の4462億円、純利益が10...

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