【日経QUICKニュース(NQN) 大沢一将】日経平均株価は2万8000円~3万円前後での推移が続き、上値の重い展開が目立っている。米国の金融政策などを巡る不透明な状況は引き続き重荷だが、一方でひそかに高値を更新している指数がある。高配当銘柄を抽出した「東証配当フォーカス100指数」だ。 「高配当株に資金が向かいやすい」 同指数は5月28日に18年10月以来の高値を付け、6月3日、4日と年初来高値を更新し続けている。3月末からは5.3%上昇(4日時点)し、横ばい圏で推移する日経平均(0.8%下落)、東証株価指数(TOPIX、0.3%上昇)と比べてパフォーマンスの良さが際立つ。 ※日経...
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TOPIXバリュー指数と近しい指数であり、値動きもかなり近似している。なので、バリュー優位だとこの指数も強く推移する(はず)。 「市場がグロース優位かバリュー優位か」は、TOPIXグロース指数をTOPIXバリュー指数で除算して比率を算出すると、おおよその判断がつく。2019年・20年と2年続けてグロース優位だったが、21年に入ってからはバリュー優位となっている。