【QUICK Market Eyes 池谷 信久】米債版の恐怖指数とも呼ばれる「MOVE指数」は2月下旬をピークに低下基調が続いている。7日には49台半ばと2月中旬以来の水準に低下した。ボラティリティーの低下はリスクプレミアムの縮小をもたらし、長期金利の上昇を抑える要因になる。 10日に発表される5月の米消費者物価指数(CPI)は、4月から伸びが加速する見込みで、警戒感もある。ただ、米連邦準備理事会(FRB)は物価上昇は「一時的」と見方を崩しておらず、金融緩和策の早期縮小観測は高まりにくい。米長期金利は中期的には低下するとの見方も増えているようだ。
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