6月16日まで開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)は、長期的な物価上昇見通しが2%にとどまっているとして、結論において従来の見方を継続した。参加者18人が示す政策金利の予測は、2021年中は全員がゼロ金利の継続で一致している。一方、22年中の利上げの可能性を見込む参加者が前回より増え、2023年についてはゼロ金利維持の観測が5人と少数派になった。ジェローム・パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長は、FOMC後の会見において、テーパリングの議論があったことを認めた。 図表1:FOMC参加者の政策金利見通し 出所:FRBの資料よりピクテ投信投資顧問が作成 FOMCに先立つ6月2日、F...
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