【QUICK Market Eyes 片平正二】米国で7月13日のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスの金融大手を皮切りに21年4~6月期(2Q)の決算シーズンが始まる。ファクトセットの9日付のリポートによれば、S&P500採用企業の1株当たり利益(EPS)は平均で前年同期比63.3%成長が見込まれるという。既に2Qの業績を発表したS&P500採用企業は18社あるが、83%が予想を上回る実績を発表したとのこと。上振れは平均で16.8%の増益だった。 景気敏感株がリード 21年1~3月期(1Q)のEPS成長は予想23.7%に対して実績は52.5%成長でコロナ禍からの回復を示す好調...
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