【日経QUICKニュース(NQN) 川上純平、阿部美佳】先進国で金利上昇の波が広がっている。日本と米国、ドイツの長期金利はそろって、およそ2カ月ぶりの水準に上昇(債券価格は下落)した。だが背景は米欧と日本で大きく異なる。米欧が金融緩和の縮小を織り込む一方、日本は次期首相の下での財政拡張への思惑が主な要因だ。日本で緩和縮小の気配はなく、今後の金利上昇は日本と米欧の間で差が生じるとの見方が多い。 長期金利の指標となる10年債利回りは、米国で7日に一時1.38%と7月中旬以来の水準に上昇した。ドイツでも同日にマイナス0.32%台と同じく7月中旬以来の高さとなった。歩調を合わせるように日本の10...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー